千葉県少年少女オーケストラプロフィール
Profile

第28回定期演奏会
1996年に佐治薫子氏を音楽監督に迎え、都道府県レベルでは全国初の少年少女によるオーケストラとして結成され、30年目を迎えた。団員は10歳から20歳までの160名で「よい音で、よい演奏を」をモットーに、土曜・日曜を利用して、県内各地から千葉県文化会館に集まり練習に励んでいる。
演奏活動は定期演奏会、地域演奏会や招待演奏など、県内外で数多く行っているほか、海外での公演も多く、これまでに米国、韓国、ドイツ、ブルガリアで演奏会を行い、好評を博した。また、「にんげんドキュメント」や「どれみふぁワンダーランド」、「題名のない音楽会」などテレビ番組にも多数出演。
2009年、これまでの活動が評価され、団体としては初めて「文化の日千葉県功労者表彰の文化功労」を受賞。
2017年の第21回定期演奏会で、ベートーベンの交響曲第4番を演奏、この4番をもってベートーベンの交響曲全9曲の演奏を果たした。2018年の第22回定期演奏会では下野竜也氏の指揮でブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」を演奏、8月にはドイツのトーンハレ・デュッセルドルフ・ユースオーケストラと交流演奏会を行った。2019年3月には1週間に3公演というスケジュールで、東京公演、題名のない音楽会の公開録画、第23回定期演奏会を井上道義氏の指揮、小曽根真氏のピアノで行った。特に、東京公演では、秋篠宮眞子内親王殿下並びに佳子内親王殿下のご臨席を賜り、サントリーホールにおいて初めての単独公演を行った。2024年3月31日には井上道義氏との最後の共演となった第28回定期演奏会を東京芸術劇場において開催、2025年3月30日に千葉市民会館において第29回定期演奏会を、翌日31日にはサントリホールにおいて東京公演を、それぞれ指揮に下野竜也氏、バイオリンソロにレイ・チェン氏を迎えて開催するなど、益々充実した活動を続けている。